戸建て住宅のカーテン選びと、
マンションのカーテン選びでは、
多少条件が異なるので注意が必要です。
それは集合住宅という特殊な住環境と、
タワーマンションなど高層階における、
住環境の考察が必要な点です。
お部屋のインテリアデザインは、
基本的に自由度が高いのは同じです。
リビングは家族が集う場所として、
楽しさと開放感を意識しながら、
カーテンの色と柄を選びます。
お友達など来客が多いご家庭なら、
センスを感じさせるような、
コーディネートに配慮します。
マンションのリビングの窓は大きく、
開放感があって魅力の一つですが、
住む階によって外部の影響が、
生活する上で様々な問題を生みます。
大きな窓から得られるメリットは、
言うまでもなく見晴らしの良さです。
高層階の方は見られる心配がないと、
カーテンはいらないと言われます。
プライバシーの心配はなくても、
夏の熱侵入と冬の熱流出について、
しっかり対策を取る必要があります。
大きな開口部から入る夏の日差しは
冬の寒い季節でも想像以上の暑さです。
それまで地上で暮らしていた方は、
特にその環境の変化に驚かれます。
経験がないためカーテン選びの時、
遮熱と保温対策を検討するなど、
頭になかったと思います。
建物の障害物がない高層階の部屋は、
太陽熱の影響を強く受けます。
東・南・西面に窓がある部屋は、
遮光・遮熱の機能を持つカーテンで、
夏と冬の季節の対策を考えましょう。
マンション低層階の大きな窓は、
外部からのプライバシー確保が、
密集地ほど必要不可欠になります。
見晴らしの良さも魅力ですので、
閉鎖感が少なくデザインも魅力的で、
プライバシーがある程度確保でき、
遮熱・UVカット機能を併せ持つ、
そうしたカーテンを選ぶよう、
入居前に心がけておきましょう。
カーテン選びに関するご質問や、
ご相談があればお気軽にどうぞ!