アパートを借りて住み始めると、
自分の声やテレビの音が反響して、
とても気になることがあります。
ノイローゼになりそうな深刻な問題は、
インテリアで解決できるのでしょうか?
一人暮らしをされるワンルームでは、
このような音響による問題が起きます。
部屋が狭いので壁と壁の距離が近く、
テレビや電話の音がやまびこのように、
跳ね返ってしまう現象です。
窓にはカーテンを使いますので、
できるだけ凹凸感のある生地を選び、
ビロードのように起毛していると、
吸音効果も期待できます。
壁には家具をいくつか置いて、
家具の出っ張りや高さも変えて、
音の跳ね返り乱反射させます。
ただ一人暮らしの方は家具が少なく、
壁面むき出しが多いと思います。
壁面の乱反射や吸音には布がよく、
可能であればタペストリーなど、
壁面を布で覆うことができれば、
見た目もアート感覚で実用的です。
次に大切なのがフローリングの床面で、
こちらも硬い素材でできていますので、
音が反響しやすい原因になります。
床面にはカーペットを敷き詰め、
テーブル下にはラグを敷いて、
アクセントをつけましょう。
このように反響対策を行うには、
どうしても費用がかかります。
昔の和室は壁が塗り壁で床は畳で、
表面の細かな凹凸が反響を防ぎました。
洋風建築の材質になった現代では、
少なからず発生しますので、
部屋を借りるときチェックしましょう。
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