お部屋のカーテンを選ぶとき迷うのが、
カーテンとレースの色とデザインにおける、
コーディネート感覚です。
カーテンメーカーもその提案に注力し、
最近のカタログにおしゃれな事例が、
沢山掲載されるようになりました。
カーテンを選ぶときの参考になればと、
順次紹介していきたいと思います。
2015年7月に発売されました、
スミノエU-LIFEからの紹介です。
U-4001は薄手のボイルレースに、
カラフルな花柄を縦に刺繍した生地で、
エレガントになりがちなイメージを、
モダンな印象に変えています。
刺繍糸にある発色の良いピンクに着目し、
同色の無地カーテンでコーディネート。
そのままでは甘さが強くなってしまうので、
ぐっと引き締めるために黒をポイントとして、
カーテンレールと椅子生地のストライプに、
アクセントを持ってきています。
こうして華やかなイメージの中にも、
緊張感が走る力強さが交錯した、
甘辛MIXコーディネートの完成です。
ここで注目したいのが家具の素材で、
金属ではなく木製というポイントです。
金属を使うとモダンさが強調されてしまい、
ピンクと刺繍という女性らしさが、
台無しになってしまうからです。
これを風水の五行の関係で捉えると、
面白い仮説が立てられます。
ピンクは「火」で黒は「水」になり、
お互い相克といって敵対関係です。
だから少量使うことで、緊張感が走ります。
家具にメタル(金)を多用すると、
黒(水)を喜ばせてしまうので、
黒を強調しないために使っていません。
コーディネーターは風水知らなくても、
経験則から使いこなしています。
カーテン選びに関するご質問や、
ご相談があればお気軽にどうぞ!