リビングのカーテンは遮光が必要ですか?
と若い女性からのご質問です。
寝室に遮光カーテンは使いますが、
リビングに必要と考えられた、
その理由とは何でしょう?
この奥様の心配はカーテンを通して、
部屋の様子が見えてしまうのでは?
というものでした。
それが心配で遮光カーテンなら安心?
と考えたそうです。
今はどのカーテン売り場に行っても、
遮光カーテが花形商品として、
目立つように展示されています。
カーテン購入経験が少ない方なら、
遮光機能の意味さえよくわからずに、
好みだけで購入しているでしょう。
生活に困るほどの不便はないですが、
必要がない機能のために余計な出費、
そして限られたデザインからの選択、
このようなデメリットがあります。
家族が集い友人を招くリビングは、
もっと夢が膨らむカーテンを、
豊富な種類の中から選びましょう。
奥様も好みのデザインが見つからず、
何か解決策をプロに求めたところ、
奥にもう一枚遮光カーテンを足して、
二重にしたら提案を受けたそうです。
レースも掛けたら合計三重になり、
昼間カーテンを寄せて束ねたときに、
どれほど窓辺がもたつくかと、
考えただけでも恐ろしくなりました。
よほど薄手の白い生地でなければ、
夜部屋の中が透けて様子が見える、
なんてことはあり得ません。
もちろん窓辺に立てば人影が映り、
様子がわかることはあるでしょうが、
リビングでの寛ぐ様子は見えません。
どうしても心配でしたら好みの生地に、
裏地を付ける方法もあります。
裏地を付けるメリットは遮光性以外に、
カーテンに重みがついて存在感が増し、
美しいウェーブでリビングに映えます。
生地が二重になり断熱効果も生まれ、
冷暖房効果も期待できます。
カーテンに厚みを付けたくなければ、
ブラインドを併用する手もあります。
窓枠内部天井面に設置で場所を取らず、
完璧にプライバシーを守れます。
リビングのプライバシーが心配なとき、
ぜひ参考にしてご活用下さい。
カーテン選びに関するご質問や、
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