窓にカーテンを掛けるとき、
2枚に分ける両開きと、
1枚の片開きがあります。
開きのタイプは何を基準に考えて、
決めるのかご存じですか?
既製カーテンなどは2枚セットで売られ、
普通に両開きスタイルになります。
ということはカーテンは何が何でも、
両開きでないといけないの?
そんなことはありません、
ケースバイケースです。
2枚に分けるか1枚にしておくか、
次の2つの観点で決めましょう。
1)バランスが良いか、悪いか。
カーテンを左右二枚に分けるのは、
見た目のバランスの良さです。
夜用のカーテンは昼間寄せておくので、
片開きにすると重心が偏って見えて、
見た目とても居心地が悪いのです。
寄せて束ねることがないレースは、
2枚に分ける必要はありません。
1枚仕立ての方が中央で切れ目がなく、
連続したウェーブが形成されて、
見た目が美しくなります。
2)出入りや風通しはどちら側?
窓の開け閉めは左右どちらにするか、
片方の窓に決めてしまえば、
片開きで問題ありません。
ただを片方どちらか固定すると、
出入りや風の取り入れするのは、
左右どちらかに決まります。
もし左右どちらも出入りしたいときは、
両サイドを固定せずフリーにすると、
自由に出入りができます。
この2点を考えても決めかねるのは、
マンションにあるワイドな窓です。
左右2枚では両サイドの束ねが大きく、
見た目が野暮ったくなったり、
出入りの場所で邪魔になったり。
レースなら1枚でも問題なさそうで、
実は取り外して洗濯するときに、
重くて大変だったりします。
このように開きのタイプの選択も、
窓の形状や利用スタイルを考えて、
慎重に決めましょう。
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