赤ちゃんのいるご家庭の部屋では、
カーテンの取り扱いにほんの少し、
気遣いが必要になります。
赤ちゃんの健康と安全を守るため、
活用していただきたいポイントを、
いくつか紹介しましょう。
赤ちゃんはまだ自我が目覚めておらず、
無意識の世界で毎日生活をしています。
五感を通じて入ってくる情報を、
どんどん吸収して成長しますので、
安心できる住環境が必要です。
まず朝は、カーテンを開けましょう。
冬になると部屋が寒いからと言って、
閉めきっていてはいけません。
赤ちゃんの体内時計を育てるため、
朝になれば部屋が明るくなる、
そういうリズムを作ります。
そのため遮光カーテンを使うのは、
極力避けた方が良いでしょう。
次にカーテンも定期的に洗濯して、
クリーンな状態を保つこと。
見た目はきれいな素敵なカーテンも、
外からのホコリを吸っていたり、
空気中のホコリが静電気で付着して、
思った以上に汚れています。
風で付着したホコリが舞い上がり、
いつも部屋の空気はホコリっぽく、
赤ちゃんの喘息の原因にもなります。
気軽に何度も家庭で洗える素材の、
ウオッシャブル製品を選びましょう。
また生まれたばかりの新生児は、
肌も弱くちょっとした刺激に敏感なので、
部屋の中でも紫外線対策が必要です。
特に高層階は見晴らしが良いからと、
レースカーテン無しの方は要注意です。
ガラスに紫外線対策をしていても、
赤ちゃんの肌に影響が無いとは、
絶対言い切れません。
紫外線以外に可視光線も強いので、
強烈な眩しさによる影響も考えて、
レースの1枚も必要でしょう。
赤ちゃんには関係ないと思わないで、
カーテンを使ってできる安全な環境を、
ぜひ整えてあげてください。
カーテン選びに関するご質問や、
ご相談があればお気軽にどうぞ!